通信制高校と言うと、学校にはほとんど通わずにレポート提出と年に数回のスクーリング出席、テスト合格で卒業できるというイメージがあります。学校にあまり通う必要がないため、大阪の学生であっても大阪以外の学校を選択することが可能でした。
現在も、そのパターンの通信制高校は多いのですが、最近では大阪にも週に3回くらい通学するパターンの学校も増えてきています。通学することによって、友人もできやすくクラブ活動にも参加することができて、全日制との差は、通学日数だけという学校もあるのですが、やはり全日制とは授業を受ける日数が圧倒的に差があるので、自分で学習を積極的に進めていくという姿勢は大切です。そのタイプの通信制高校は制服を着て通うことも出来るので、一見すると全日制の生徒と変わるところはありません。通信制であっても、大学に進学することは十分に可能でありますので、全日制と比べて不利になるということもありません。
いろいろなパターンの通信制高校が増えることにより、子どもたちが通学パターン、勉強する教科を自分自身で考えて選択していくことになるので、自主性も育ってきて将来を見据えた勉強も出来るようになるのではないでしょうか。